障害者・高齢者のための支援技術

ロボットやウェアラブルカメラなどにコンピュータビジョンを応用し、障害者や高齢者を支援します。安全面だけでなく、社会との関わりや生活の質を向上する技術を目指しています。 現在は、ウェアラブルカメラを用いて視覚障害者が話し相手の態度や表情を「見る」ことを可能にする研究をしています。将来的には他の障害を持った方のニーズにも対応していく予定です。

ウェアラブルカメラとモバイルコンピューティングを用いた First-Person Vision

First-Person Vision とは、人が見ているものと同じものをコンピュータ(ロボット)に見せるというものです。正確には、人と同じ視点から映像を撮影することで、人の視界・興味・意志・行動をよりよく理解しようという試みです。 データ収集・処理にはウェアラブルカメラとスマートフォンなどの小型デバイスを使用し、外部のリソースと通信する方法を用います。この研究によって、物体のセグメンテーション(領域分割)や追跡、検出、認識といった問題に対して従来より優れた能力を発揮することが期待され、また他にも様々な応用が考えられます。

大量のデータを処理できるスケーラブルな視覚認識

今、時代はビッグデータ。膨大な量のデータを共有・アクセスでき、無数のセンサやデバイスを接続できるようになりました。 コンピュータビジョンの世界でも、画像認識の軸足は小規模の限定的なデータから実世界の問題へと移り変わりつつあります。 その代表的な課題として、実際の大規模監視システムに役立つような、複数カメラ間での大規模人物照合に取り組みます。 同時に画像分類や物体認識といった一般的な課題の研究も行い、大規模視覚認識モデルの構築につなげていきます。 また、こうした研究はFirst-Person Visionの研究にも役立つことになるでしょう。

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